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CIAが「スター・ウォーズ」のファンサイトを運営していたことが発覚、その真の目的とは

 米中央情報局(CIA)が「スター・ウォーズ」のファンサイトを運営していたことが発覚し、海外で話題になっている。

 これは2010年ごろに開設された、スター・ウォーズについての情報をまとめたサイト「Star Wars: Beyond the Unknown」。同シリーズにまつわる情報をまとめつつ、グッズの広告を貼って見た目をきらびやかにし、さらに公式ストアやほかのファンサイトへのリンクも張るという、よくあるタイプの個人サイトなのだが、実はCIAが他国の情報提供者と秘密裏に連絡を取るためのツールとして構築されたもの。イラン当局が発見したこのサイト、普通に見えるウェブサイトの検索バーにパスワードを入力すると、情報提供者がCIAと通信するためのログインプロセスが開始されるという。発覚した原因はIPアドレスの漏えいで、ほかの数百件のウェブサイトともにCIAサイトネットワークの一部であることが確認されたことで、その後は逆にイラン側によってスパイを特定するためのツールとして活用されていたという。ちなみにサイトはすでに閉鎖されているが、Wayback Machineのアーカイブでは2010年当時そのままの姿で、該当のサイトを見ることができる。